2012年6月8日(金)~10(日)、東源協JOI久々の結成にて式根島 釜の下キャンプ場を征服!
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2012年6月11日月曜日
2012年4月19日木曜日
2012年3月17日土曜日
2012年1月28日土曜日
アラブ探検記/シリア・ヨルダン自遊自在(3)
シリア面白話①
シリアの紙幣には銀行のスタンプが押してある。ダマス滞在中に妹がJICAの給料を貰って来た。
100US$札が数枚あったが1/3ほどが偽札だった。
かつて精巧なコピーを誇ったSuper-Kなら我々一般人にはわからないが、明らかに紙質がヘボく、しかも印刷が曲がっているので一目瞭然で偽札である。でも銀行のスタンプは同じように押してある。即ち「偽札も普通に使える」のだ。
が、さすがに使えるのはシリア国内だけ。よってシリアにおける偽札は「ババ抜きのババ」みたいなもんで、掴んだら出来るだけ早く使ってしまわなければならない。
「あと何枚か有るからお兄ちゃん、交換して」と妹からtanakabuchoの手に移ったババは合計10枚ほど。これらはハイヤーの運転手やアレッポのホテル代などに還元させて頂きました。
駐在者は余り旅行など行く機会が無いから、偽100US$の使途は悩みの種らしい。
ちなみにシリアの正式通貨はシリア・ポンド。軒並みくしゃくしゃの札で、経済の疲弊を感じさせる。
しかしさすが悪の枢軸国シリア。北朝鮮ももっと真面目に偽札を作りなさいね(1998年当時の実話です)
(続く)
アラブ探検記/シリア・ヨルダン自遊自在(2)
12月9日~10日 アレッポ観光
アレッポの名産品はオリーブ石鹸だ(沢山買い込み過ぎて、後に帰り便の手荷物が重くて苦労することになる)。
アレッポはダマスにつぐ大都市で、ヨーロッパの入口、トルコに近い。
シリアは社会主義国でスーパーマーケットのようなものは無いので、買い物はスークと呼ぶ市場、または雑貨屋(ドカーンと呼ぶので笑える)で買うしかない。
アレッポの巨大スークに迷い込むともう異次元だ。迷路のように細い路地が続き店がひしめく。ロバなんかも普通に連れて入って来るので我々からすると日常が阿鼻叫喚である。
日本人を見かけると、オートーマキマキオートーマキマキと店員の青年たちが歌いだした。良く聞くと「糸巻き巻き糸巻き巻き引いて引いてトントン・・・」の歌だった。JICAやODAの日本人から教わったんだろう。嬉しい瞬間だ。
ホテル名は失念したが、市街中心部の綺麗なホテルに泊まった。
ベルボーイは我々を部屋に案内した時に「私の英語がpoorで済みません、私はクルド人なので」と流暢な英語で言った。
知らない世界に来ていると言うことを実感する瞬間である。
アレッポ城は高台に築かれた広大な城で、外周を回れたように思う。
ひとりだけ離れて歩いている時に、アラブ人2カップル集団とすれ違った。生意気そう(で金持ちそう)な♂に「マルハバ」と挨拶したら「トルコ野郎!(It's Turkish!)」と言いやがった。
マルハバはアラビア語口語体の、こんにちわである。むっとしたがそれだけでは引き下がらずにすかさず「アッサレームアレイクム」と返したら今度はハグして来た。
アッサレーム~はイスラム共通の挨拶で、「神の御加護のもとに」みたいな意味だ。
言葉を多少なり覚えていれば海外生活での安全度合いは高まる。
連れのLady達はグラマラスで美人だったがきっと今頃はジャンボになっていることだろう。
ホテルの窓からカルナック(遠距離バス会社)バスの車庫が見えたが、日本の成田・羽田空港リムジンと同じ車体・デザインだったのが妙に印象的だった。
アレッポから数十km北の街や城、モスクなどにも行ったのだが、残念ながら詳しいことは忘れてしまった。トルコ国境まであと30km位のところまで行ったんだけどね
(続く)
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