我が愛車
ブリヂストン・リアルストリーム(ニックネーム未定)・ファースト・インプレッション
パワーアシスト(PA)付き自転車でtanakabuchoが今年のTdT60kmに出ることについて、ずるだとか詐欺だとか情けないとか軟弱だとか、tanakabuchoもそこまで落ちたのかとか、そこまでして出たいのかとか、まぁそう言った意見も聞かないことは無いし言いたくても言えない奴もいるだろうから、今日はPAリアルストリームのファースト・インプレッションを「フラット」にお届けすることにしましょう。
この週末、
結局まったく観えなかった夜半のペルセウス座流星群行脚で連日明け方に眠り睡眠不足のまま中途半端に目が覚めたtanakabucho。「夏休みの宿題は涼しい午前中にやりなさい」と言う小学校担任の先生の教えを思い起こし(確かにあの頃午前中はしのぎやすかったが、今は一晩中熱帯夜で朝から暑い)、家事を終えて10時に愛車で出発。
3回めのTdTに向けてここまでに揃えたギアは、
- PA自転車(ブリヂストン リアルストリーム つや消し白)
- ヘルメット
- 水を飲むボトルと取付台
- iPhone取り付けミノウラ金具
- チャリダー用ポロ1着
(尻パッドパンツとグローブは昨年揃えた)
それなりのチャリダーに変身したtanakabucho、今日の課題は、
① 登り坂の種類ごとにPAの効き方を確認する。PAには強・標準・エコ(+PA無し)の4つのスイッチが有る
② それぞれの状況での、バッテリーの消化具合を確認する
③ とりあえず長距離を走って距離を今一度カラダに馴染ませる
幸いなことにtanakabuchio宅は多摩川が流れる谷沿いに有り、北には深大寺を越える高台、南にはよみうりランドが鎮座する多摩丘陵が有る。多摩丘陵を越えた向こう側の若葉台に妹家族が住んでいる。北の深大寺方面は一旦深大寺で登り坂が尽きる。しかし南方面には多摩ニュータウンに代わる住宅地が続々と開発されていて登り道には事欠かない。
そんなわけで南へ、或いは南西に、交差点で登り道が有ればそこを選ぶやり方で25kmまで行き、折り返し後は大半は下りの帰路を合わせてちょうど40km走った。
前置きが長くなったがようやくファースト・インプレッションを伝えよう。
「この自転車はtanakabuchoが単独では行けないところへ運んでくれる、魔法の乗り物である」
- そもそもATBだが車で言うなら4WDではなくAWD、ヒトしか歩けない道幅の道へも突っ込んで走れる。まずは踏み出しが速い
- オンロード・オフロードを問わない
- 苦しい登りの時は内装8段ギア変速を駆使してもっともPAを得られるギアを探すことが出来る
- これらの結果、高排気量の車と同じような安全性を得られる。
- 即ち、3千cc以上のエンジンの車の良い所はゆとり、余力。ふらふら走っている車がいれば一気に抜き去って「君子危うきに近寄らず」を実践出来る。この自転車も同じく、危険を感じれば躊躇なく一気に抜き去れるポテンシャルを持てる
漕がないのでは無い、漕ぐので有る。更にPAと言う機械に踊らされて滅茶苦茶漕ぐのである。
少し漕いだらエンジンが掛かる中国の原チャリとは違う。
そもそも原チャリではない。
少し漕いだらエンジンが掛かる中国の原チャリとは違う。
そもそも原チャリではない。
「そもそも原チャリではない」‥走り終えて、張って気怠いフトモモにその言葉をヒシと感じたtanakabuchoで有った。
(了)