GWの中日を狙ってかねてから機会を伺っていたローカル線銚子電鉄を探訪して来た。
高速の車も人の出も鉄ヲタの出も、みな少なくどこもすいていて快適、狙い通り。
すべての写真は↓ここ↓に
https://www.dropbox.com/sh/3cwh9lx9zzhjj1v/2dv6aou8zT
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終点「外川駅」のドンツキ |
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外川駅とデハ801。ここから順に銚子駅へ向かってみよう!
(デハとはJRで言うモハのこと) |
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次は犬吠駅。中の売店で犬吠駅の佃煮屋が佃煮を売っている |
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路線図。銚子~外川間計10駅、全6.4km |
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灯台下からの太平洋。
眼で実際に見ると地球が丸く見える。
広角レンズのカメラが欲しいところ |
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犬吠埼灯台。朝は見ての通り快晴だった |
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君ヶ浜駅。駅はくたびれているが君ヶ浜海岸公園は絶景だ |
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海鹿島(あしかじま)駅。「関東最東端の駅」と案内がある。
昔アシカが生息していたとか。
2000系外川行きがやって来た |
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あしかじま駅からわずか400mの西海鹿島駅 |
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難読「かさがみくろはえ」と読む。西あしかじま駅からたった500m |
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本銚子駅。もとちょうしが正しいが、本調子と語呂合わせで縁起担ぎも。
跨線橋に撮り鉄ヲタ1名。後刻合流して一緒に2000形を撮った |
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観音駅。直営たい焼き屋内蔵。小倉満タンたい焼き130円、旨し! |
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仲ノ町駅。右側が本社で左が駅。車庫が有って楽しい |
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終点/始発の銚子駅。JRホームの端から銚子電鉄の電車が出発する。
以上で全10駅各駅停車の旅は終わり! |
(ここからはうんちく編その他)
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本社併設仲ノ町駅改札脇にあるグッズ展示 |
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観音駅に内蔵された銚電直営のたい焼き屋 |
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問題は笠上黒生駅横に放置されていたこれだが.. |
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どう見ても京王5000系。
左の最小電気機関車デキ3は1922年ドイツ アルゲマイネ社製だそうだ |
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元は京王線2000系 |
tanakabuchoの生まれ育った場所は調布の京王多摩川駅の近く。子供の頃はまだ京王多摩川駅が終点だった。その頃京王線を走っていたのがこの2000系。京王の鉄道車両変遷ページ(下記URL)を見ると2000系は1957年デビュー(tanakabuchoは64年生まれ)、1984年に全車廃車。その内一部の車両が伊予鉄道へ売られ、更に銚子電鉄が買って今に至る。
廃車の年から30年経っていまだ現役とは、涙がちょちょ切れる(TдT)
http://www.keio.co.jp/train/museum/history/postwar03.html
ちなみに京王線の同じページに5000系も出ている。tanakabuchoより1年早いデビューだ。
【参考】富士急行 京王5000系塗装 - 写真共有サイト「フォト蔵」
http://photozou.jp/photo/show/1344777/201969417
上記銚電2502形のアイボリー塗装がそっくりなのがわかるだろう。
更にちなみに、地方路線は京王の車両を好んで買うことが多い。その大きな理由は車両の長さ。他の鉄道会社は20m、京王は18mなのでホームが短くカーブが多い地方路線には重宝するのだ。
逢えて良かった京王2000系車両。
銚子電鉄と沿線の住民と一緒に末永く頑張って欲しいものです
(了)