2022年9月5日月曜日

ツール・ドx府中

マホアプリ「ツール・ド」を使った府中市内を巡る4コースが設定された。
その内15km、20km、30kmコースは完走賞の商品を貰える。早速30kmから走ってみました!
スタート地点の郷土の森物産館

こで「ツール・ド」アプリを立ち上げてスタート。チェックポイントではチェックインボタンを押すと走行が記録される。
チェックポイント(CP)①、青木屋工場直売店

CP② 卸売市場。スポンサーなんですね

CP③の武蔵野の森公園は、東京オリンピック自転車ロードレースのスタート地点(パレード)になった由緒正しいところ。パレード走行を終えた正式なスタート地点は是政橋

こからは「東京2020オリンピック自転車競技ロードレース聖地巡礼30km」コースにふさわしく、国府「大國魂神社」までオリンピックのパレード走行と同じコースを通る。人見街道の坂を登り佳子さまが通われたICUの交差点を左折。東八道路の歩道には自転車道も有り快適。やがて♪右に見える試験場、左は多磨霊園~♪を経て小金井街道を左折。ここは交通量が多いので走行は要注意。
やがて大欅(けやき)から大國魂神社の参道へ。CP④

大國魂神社東側のモナムール。ここもスポンサーにべんちゃら、CP⑤

途中でデロリアンタクシーを発見!(CP外デス)
何と煙も吐いた!(←YouTube動画16秒)

ースは中央自動車沿いから北上して南武線西府駅の地下道をくぐる。暑いのでペプシコーラを買い、南武線を見ながら飲む。この西府駅は2009年に開業した新しい駅。休憩後、更に甲州街道を渡って武蔵府中熊野神社古墳。車でいつも通過するところだ。自転車だとこう言うところに行けるので有り難い。
CP⑥。色々煩悩をお詫びし粛清して頂きました。宜しくお願いします

う一度甲州街道を渡ってからは、本宿南裏通り、大山道、日新通り、日新四谷通りと交通量少なく走りやすい道。やがて南下して一気に多摩川沿いへ、最後のポイントは、
最後のCP⑦はバイクライフのメッカY's Road府中多摩川店

こからスタート/ゴールの郷土の森観光物産館へは府中多摩川かぜのみち(多摩川沿いのサイクリングロード)でわずか4.5km。
やがてゴール。距離はちょうど30km、所要1時間55分の快適なポタリング。

しかし何と「月曜日は休館日」で、賞品を貰えず!!
しかし心配なく、休館日や閉館時刻を過ぎての到達は、窓に貼って有るQRコードから申請することが出来ます。賞品は後刻郵送で届くとのこと。
賞品は各コース先着200名。早めにコンプリートすることにしましょう!
(了)




2022年7月12日火曜日

哀愁の警視庁パトカー

母方の叔母の余命宣告(ステージ4のがん)報を聞き、お見舞いに警視庁のパトカーを持って行こうと思いついて、早速Amazonをポチり、クラウン200系パトカーを入手した

制服・覆面いずれも作れる優れもの

叔母が可愛がっていた孫がこの春、大卒で警視庁に入庁した。その孫がパトカー乗務することを叔母は楽しみにしていたが間に合わなくなった。そこで警視庁パトカープラモの出番となったわけである

ご開帳。
過日作ったVWビートルと同じ青島のシリーズだが部品数が格段に多い

ボディの白(クラウンパトカーの光沢白)を重厚に出したい思いが募り、タミヤのファイン・サーフェサーを重ね塗りした。タミヤのピュアホワイトスプレーも揃えた

ボディの塗装にこだわりつつ、各パーツ作りを並行で進めた。この時は順風満帆に見えていたのだが

肝心の叔母の容態は小康状態と伝え聞き、まだ数回はお見舞いに行けるかな、と呑気に構えていた。その慢心が有ったからでは無かろうが、ボディ塗装が厚化粧になり過ぎて、リカバリーのやすり掛けも失敗した!

ボディのボンネットがぼこぼこに変形してしまった(写真真ん中の、白黒境目の上辺り)。もう修復は効かなかった(黒塗りや赤丸は後刻塗装の練習用に使ったもの)

もう修復は効かなかった、あのクラウンの滑らかボディは失われた。
母曰く、次のお見舞いまでにはまだ時間が有る。
迷うことなく青島パーツセンターへ代替ボディを注文した。ボディ単体は700円。
数日で振込用紙が届いたのでコンビニで手数料・送料込み1,200円ほどを入金する。
やがて代替ボディがゆうパックで届いた。掛かった日数は全部で1週間ほどだった。
今度は慎重に、良く見るとボディの白は理想に近いほどの綺麗な白だった。中性洗剤で丁寧に洗い、丁寧に乾かし、熟考の末、ボディにはタミヤクリヤーのみ吹くことにした。もうやり直せる時間は無い

内装床にはその辺にあった偽ベルベット風の生地でカーペットを貼った

制作は順調に進んだ。ボディ白黒塗分けとデカール貼りのみ残していたある日、叔母危篤の連絡が入った。明日まで持つかどうかだった。仕上げを急いだ。もしボディ交換のタイムラグが無くても、コロナ禍と言うことも有って、実際のところ親族でも面会できる機会は無かった。そう慰めつつ仕上げを急いだ

そうして完成をみたクラウン200系警視庁パトカー

叔母はその晩に息を引き取った。最後は肺炎だったそうだ。
お見舞いには間に合わなかったが、亡くなった翌朝に枕元へ届けた。
形見として警官の孫が預かってくれます。大変お世話になりました、天国でのんびりして下さい

叔母さんさようなら。ホントは見せてあげたかったけど

余命宣告を聞いたのはほんの1ヶ月ほど前だった
2022.6.11 Amazonポチり
2022.6.17 青島パーツセンター注文
2022.7.1夜 没
2022.7.2朝 パトカーお届け
2022.7.9 お通夜
2022.7.10 お葬式
(了)

2022年6月27日月曜日

おと休パス旅202206日本海縦断の陣

 おと休パス旅202206日本海縦断の陣

5月に北海道羅臼~網走~常呂旅をやったばかりだが前回は飛行機とレンタカー、それに対し今回は道中レンタカー無し、全線呑み鉄OKの鉄道旅。
JR東日本大人の休日倶楽部パス発売に合わせての連発企画になってしまった。
東京駅からはやぶさに乗るのはお決まりだが、ところどころに必見ポイントを散りばめた今回のプランは欲張りも良いところで、何と最終日には廃線危機にある大糸線(パス外のJR西区間)にも乗ってしまう。
では金土日3日間の東日本ぐるり一周左回り旅をスタートしよう!

<初日>
金曜日

今回の旅は東京駅0908発のはやぶさ11号でスタートだが、西国分寺駅発0813の武蔵野線むさしの号があるので少し早いがそれに乗って、はやぶさには大宮駅から乗り込むことにした。
武蔵境からの下り中央線快速が209系、むさしの号も209系とまずは朝から縁起が良い。
東北新幹線の大宮駅~盛岡駅間開業40周年が前日だったが、大宮駅では大したイベントは行われていなかった。
テレワークも若干しつつガラガラのはやぶさ8号車で早速ビールとハイボール。
ガラガラのはやぶさ8号車は次週から指定席化されるので、自由に使えるのも今日が最後になった。今日の車内には客足は戻り満席で立ち席特急券も売り出されているのに、ガラガラの8号車は罪深い
幾度かガラガラ利用で良い思いをさせてもらったはやぶさの8号車「オフィス車両」現サービスは今日が最終日。終了するのははやぶさとはやてで、かがやき等ではまだ利用出来る

あっという間に仙台駅、そのまま盛岡まで乗ると八戸はもうすぐだ。こまちを先に行かせて身軽になったはやぶさだが、どうでもいいいわて沼宮内駅、二戸駅と義理堅く停まって最初の目的地 八戸駅に着く。ここも開業記念イベント無し。
24分間の乗り継ぎで八戸線久慈駅行きに乗車する。
まばらに座席は空いているのものの、ローカル線の乗客は荷物を座席に置いたりしてまるで譲ろうとする気が無い。嫌だね痴呆の田舎者は。
21分間の乗車で1225鮫駅下車。
うみねこ繁殖時期の蕪嶋神社が初日最初の課題。
昨年12月に八戸岸壁朝市に来た時も寄ったが、この時うみねこはまだ渡って来ておらず不気味に綺麗で静かだった。
期待を裏切らない今回のうみねこ群。まだ羽根が生え換わっていないヒナが沢山いて、親鳥は子育てに追われている。それにしてもギャーギャーとやかましい。
巫女さんたちも良くこんなところで働いているもんだと感心する。

Before(21年12月)

After(今回)。やはり蕪島神社はこうじゃないとね。靴底に大量の「ウン」が付きます

YouTube
うみねこ

御朱印を貰うと「祝百周年」と有った。
これは蕪島ウミネコ繁殖地として天然記念物に指定されたのが1922.03.08(大正11.03.08)と言うことらしい

ひと通りうみねこをからかった後は海沿いで昼飯。
いわみ食堂は休みだったが、けなげに開いてた定食屋かあちゃん。これほどのホッケ焼きは喰ったことが無いほどの美味トロホッケが見事。お店にいた常連地元の主婦連4人みな焼魚定食でサバ✕2人、ホッケ✕2人だったから我らの焼魚定食¥550-の注文は正解だったと思われる。味ポンが添えられるのも新鮮で迷わず☆☆☆☆☆。サバも美味かったとは同行O氏の談


今日もけなげに営業する「かあちゃん」。美味しい定食をありがとう!

鮫駅へ戻り1424発の八戸線で八戸駅へ戻る。往路と同様の車内。八戸線の乗客にはモラル教育が必要だ。
1445着 1515発のはやぶさ23号。このまま津軽海峡を越えたい衝動を抑えて新青森駅。
1529着 1542発で弘前行き普通列車。
五能線起点の川部駅に着くと、くまげら編成のリゾートしらかみが停車していた。
初代ぶな、初代青池に続いて導入されたくまげら編成だが、ぶなと青池は既に新型車両に置き換わっているので今のくまげらはおんぼろだ。
川部駅から20人ほど乗ったが10人以上が津鉄太宰治ワールド始点の五所川原駅で降りたので、その後の乗客は先頭車両に5人、2両目ゼロ人、3両目1人、4両目2人の計8人になった。
ボロいくまげらながら私的には3回の五能線でぶな、青池、くまげらと3タイプに全部乗ると言う快挙。
大人の休日倶楽部パスの威力はもの凄い。あいにくの天気で車窓はさっぱり。

リゾートしらかみ全編成制覇達成のキハ48おんぼろくまげら編成

1620川部駅発4両編成のおんぼろくまげらは雨の中を揺れながら、うめきながら走る。
こんなボロ列車でリゾート何とかと謡い座席指定券530円も取ったら、初めて乗った客は幻滅することだろう。乗って楽しい列車とか何とか騒いでいるけど、こんなことやってちゃ駄目。リピーターが来なくなる。
1804 深浦駅着。くまげらに5人残る。
宿の送迎バスでコンビニに寄って貰い、リーズナブルで露天風呂も秀逸な深浦観光ホテルに投宿。マグロ刺身、塩麹鯵のなめろう、酒(夕陽海岸)が進むが雨でサンセットは観られず。まったくもう

<初日の移動情報(金額は正規運賃)>
東京駅〜鮫駅 16,810円、643.7km 乗車時間 2h30m
鮫駅〜深浦駅 6,140円、201.1km 〃 3h47m
計 22,950円 844.8km 6h17m

<2日目>
土曜日
0850 送迎バスでホテル発
0921 深浦駅発 五能線快速に乗車、1037 東能代駅着。自由席に並んで1056発 特急つがる2号で1145 秋田駅着。軽食を購入し1208 羽越本線酒田行き普通列車。横並びのシートで退屈。西に行くに従って徐々に天気が良くなるのが救い。1358 酒田駅着、1431発の特急いなほ10号(自由席)で1550 村上駅着。天候回復!
いなほ(上)とつがる

<コラム>
村上駅と北側隣駅間島駅との間にはデッドセクションが有る。羽越本線直流電車区間の北限で、山陽本線下関駅から東海道本線東京駅や高崎線高崎駅、長岡駅、新津駅を経て長らく続いて来た直流電化の終端駅でも有る。交直流電車特急「いなほ」や臨時快速「海里」(ディーゼルハイブリッド車両)は直通するが、鼠ヶ関・酒田方面に向かう普通列車はすべて気動車で運行されている。これはJR東日本が交直両用の普通列車を持っていない為だ

村上駅前の観光案内所で三面川Tシャツを購入。
1630 宿のご主人運転の送迎バスに乗り込み、お願いして城址町の町屋、武家屋敷通りなどを巡って貰う。観光タクシーに乗らなくて済んだ。
村上城は石垣が少し残る山城で天然の要塞。再開発された町屋通りが、村上駅から1km以上離れているのがネック。駅をこっちに持って来ると良い。
酒(〆張鶴)と鮭と情けの町村上。街中にホンモノの鮭がぶら下がっている。村上の方言で鮭はイヨボヤ。天候は回復し青空が観え始めた!

近づくと匂いも強烈なド迫力

瀬波温泉「大清荘」にチェックイン。雨男は離脱して自ら去ったので今夕は夕陽を拝める。有り難いことだ。
サンセット時刻は1909。晩メシの酒は〆張鶴(花)
北朝鮮の短波を聴きながら部屋飲み。

<参考移動情報(金額は正規運賃)>
深浦〜村上 8,360円、335.9km 乗車時間 6h29m
乗った時間の割には、本日の移動距離はわずか


<3日目(最終日)>
日曜日
0730 タクシーでホテル発。ご主人が送ってくれる予定のところ従業員の欠員が出て止む無くタクシーになった
0803 村上駅発特急いなほ4号自由席に並び 0850新潟駅着。途中、坂町駅を過ぎた左側に火災で死者が出た三幸製菓荒川工場。車窓に献花台を見送る。

新潟に来たら拉致現場で横田めぐみさんへ想いを馳せなければならない。
バスで往復すると1021発のしらゆきを逃しそうなのでタクシーの運転手さんに頼んで往復で走って貰う。目的地は新潟縣護国神社。
0905 護国神社着。まずは一の鳥居方面へ進み、拉致現場を経て海まで歩く。今日は晴れた日曜の朝で現場は明るいが、曇天の夕方は今でもうすら寒いところ。ちなみに拉致現場から平壌までの直線距離は1,160km
護国神社参道一の鳥居手前のこの看板だけが当時の悲劇をつなぐ

本殿に戻りお詣りと御朱印。期間限定ウクライナ平和祈念御朱印が500両~
さすがは護国神社と言ったところか

0940 すっかり長居をしてしまった。待っていて貰ったタクシーに戻って再び新潟駅へ
0955 新潟駅着。NewDays(パスで10%引きは超お得)でお土産、昼飯と酒を追加(日本酒は呑み飽きたので以降は洋酒に遷移)
1021発 マイナー特急しらゆき4号。その前に「海里号」の出発セレモニーに遭遇
「お気をつけて!動画」はここに(YouTube)

一応しらゆき。車両はひたちのお下がり

しらゆきはまじめに走り、1210 直江津駅着。JR東日本の西端。ここから糸魚川駅経由大糸線南小谷駅までは大人の休日倶楽部パス外。きっぷを買いたいが乗り換え時間が足りない
めちゃ端のホームに停まっていて乗り換えを急かされたトキ鉄日本海ひすいライン・泊行き。たった1両

慌ただしい乗り換え時間に止む無く雪月花も撮る。トキ鉄には座れたが車内でも改札も検札も無し
1215 直江津駅発 1257 糸魚川駅着。着いたホームのこれまた端っこ4番線が大糸線のホームらしい。乗車位置の案内も1両なのか2両編成なのかの案内も無い。もう見捨てている、投げやり、やる気を失っているようにも見える。乗務員がやって来たが先の方まで歩いて行かないのでこりゃ1両だなと当たりを付ける
1310、大糸線車両が入線、案の定の1両ぽっち。幸いドアは前後共に開いたのでここぞとばかり前扉から乗り込み、計画通り進行方向右側の席をゲット出来た。ここから終着南小谷駅までは1時間以上掛かるが、無慈悲にも座れない客を大勢乗せた廃線間近のキハ120形車両は1323発でトコトコと走り出す

<車窓所感>
以前のBlog
「ウンヨウBlog: 糸魚川~静岡構造線上でわしも考えた(大糸線JR西日本区間南下大作戦) 」でもレポートしたがあの時の車での国道南下に加えて今回は列車で南下。
鉄道・道路両面から廃線是非をレポートしよう。

糸魚川駅を出発したキハ120は左にカーブを取りやがて高速をくぐるが、市街地はここまで。
1328姫川駅、1331頸城大野駅、1338根知駅ともに単なる乗降場。前回も今回も、乗降客無し。
次の小滝駅は姫川の上にホームが有る感じの、車で行ける秘境駅。JR西日本の発表では乗車客数1日2人が何年も続いている。発電所の決まった誰かが乗っているのかは不明だ。
お次は平岩駅。駅前に「謙信」の看板を掲げるホテル御用達酒屋が有る。廃屋も多く生活臭は薄い。右前方に白馬大仏が観える。姫川温泉の大ホテル国富 翠泉閣が線路脇に有るが、ここの従業員が大糸線を使っているとも思えない。
北小谷駅では山屋か仕事か、数名のおじさんが乗って来た。本日初の乗降客で有る。そう、この路線は糸魚川駅を出ると終着の南小谷駅まで誰も降りないので、座れなかったら立ちっ放しが1時間以上続くのだ。
中土駅は終着南小谷駅の隣だがまだ生活臭は無く、鎮座する発電所のお付きの駅のよう。

皮肉にも今日はこんなに混んでいる大糸線キハ120の車内

気候の良い今は、根知駅以南中土駅までの姫川沿いの車窓は良い。緑は深いし川の流れもダイナミックでまるでアトラクションだ。しかし雪や台風に見舞われれば話は別。フォッサマグナの西端上を走っているから大地震の恐れも常にある。

根知駅~中土駅間の線路は姫川沿いの崖っぷちや鉄橋を走るか、トンネルが大半を占める。そもそもヒトが住んでいる場所では無いのである。これは国道側も同じで、半分以上がスノーシェード(函嶺洞門みたいな半トンネル)を通る。即ちこちら側にもヒトは住んでいない。

ここでJR西日本発表の数字を見てみよう。
<2020年度平均通過人員および旅客運輸収入>
  • 運行距離 35.3km
  • 通過人員
    • 1987年度 987人/日
    • 2020年度 50人/日
    • 旅客運輸収入10百万円/年
  • コロナ影響前、2017年〜2019年平均の
    • 営業係数 2,693(100円の収入を得るのに2,693円掛かる!)
    • 年間赤字額 5.7億円
鉄道が廃線になると普通はバス代替。しかし書いて来たように根知駅~中土駅間の乗降を考慮する必要は無い。課題は糸魚川市街と小谷町内を直接行き来する足だが、生活圏が異なるから恐らくそれを必要とする住民は居ない。
日本海側は糸魚川市で、南側は小谷町でそれぞれ考えれば良い話だろう。
クルマでも走り列車にも乗っての所感は、根知駅~中土駅間は「海みたいなもの」。
JR東日本が終着を中土駅まで伸ばしてやるのが良いかも。でも電化しなきゃダメだしそこまでする意味も無いか。

そんなわけで色んな課題を抱えつつ1323に糸魚川駅を出た大糸線キハ120形はそれでも定刻1425に南小谷駅に着いた。

終着の南小谷駅には、まるでJR西日本区間に対する差別・あてつけの様に、ピカピカの15時発新宿行きあずさと、1516発のHB-E300系快速リゾートビューふるさとが停まっている。北の国民がソウルを見るとこんな感じなんだろう
悲哀の南小谷駅。右:我らが乗って来たJR西日本区間の気動車。中:リゾートビューふるさと(海里と同じハイブリッド気動車)、左:電車特急あずさE353系。真ん中の電柱が38度線

1500発のあずさで帰っても良かったがここはもう一丁欲張って、1516発快速リゾートビューふるさと。穂高や槍ヶ岳、青木湖・木崎湖を望める右側の座席をゲット。この列車は松本駅で進行方向が変わり篠ノ井線に入って姨捨駅に停まるのが売り物だが、南小谷駅からは数組の乗客しか乗っていない。
信州戸隠出身と言う車内アテンダントから酒(缶ハイボール)は買えたが、車内専用グッズは置いていなかった。
1715 松本駅着、急いで駅弁と信州赤ワインを買って1720発のあずさ50号千葉行きに乗車。旅の最後の特急が千葉行きとは締まらないが仕方ない

ところで、大人の休日倶楽部パス外の、直江津駅~南小谷駅間のきっぷはどうしたか?
結果的には「運賃を払わなくても乗れた」。
直江津駅ではJR東とトキ鉄間の改札・検札は無く、トキ鉄~JR大糸線間の糸魚川駅にも無かった。
南小谷駅に着けばJR東日本管内なので、パスで改札を出られる。駅の係員も無関心だ。
しかし今回は、律義に糸魚川駅~南小谷駅間のきっぷを買いました(それでも直江津駅~糸魚川駅のトキ鉄分は払っていない)。
糸魚川駅で酒と軽食を買おうと一旦改札を出た(無人だったので)。構内のセブンイレブンで買い物をし、きっぷを買った。そんなカラクリで、記念乗車券は手に入った。
人手不足でそんなとこにカネは掛けられないんだろうけど、儲からない、赤字だと嘆く前に、取るものをちゃんと取ったらどうですかね、大糸線もトキ鉄も
無チン乗車して良いのはオカマだけ

やがてあずさ50号は1942に立川駅に着いてひとり降り、2010新宿駅でもうひとり降りてこの旅は終了

<参考移動情報(金額は正規運賃)>
村上〜南小谷 6,830円、271.1km 乗車時間 4h25m
南小谷〜新宿 8,580円、295.2km 〃 4h54m
計 15,410円 566.3km 9h19m

今回もいい感じに汚れたパス

東京駅から北へ八戸駅、その後は時計と反対周りに東日本の外周を一周

3日間の総乗車距離は 1,747km 総乗車時間は 22h05m となりました。
距離は東京から日本最南端 沖ノ鳥島までの直線距離に匹敵。
それにしても3日間で22時間も列車に乗っていたとは、こりゃ凄い(笑)呆れます


ちなみに「沖ノ鳥島」。ここへは、行きたくても行けません

Special Thanks、特にかあちゃんと、大清荘のご主人に
(了)

2022年6月17日金曜日

2022年5月30日月曜日

羅臼、野付半島そして聖地常呂へ

床半島は鬼門なのか、2015年の旅と同じく天候悪化必至の北海道、道東旅。

昌で銅、北京冬季オリンピックで銀メダルのロコ・ソラーレ凱旋国内緒戦のカーリング日本選手権決勝が5月29日(日)、彼女らの地元である北見市常呂のアドヴィックス常呂カーリングホールで開催される。
平昌以来勝手に応援し勝手に距離を縮めて来た感がある我らがロコ・ソラーレ、ここは常呂で負けられないところ。
そう言う訳で観戦チケットが取れるかどうかは未定ながら「日本選手権に合わせて聖地常呂に行く旅」が着々と計画されることになった。

道東は2020年に根室納沙布岬〜釧路(SL湿原号)~標茶〜帯広(ばん馬)〜襟裳岬旅でかなりカバーしたのだが、行けなくて気がかりだったのは桜木紫乃著「霧(ウラル)」で重要な場所になった日本秘境100選の野付半島。
最果て根室の旧花街に集う人々の生きざまを描いた快作

併せて、2015年知床暴風雨旅の時にわずかに国後島を覗けた羅臼。あの時はほんの立ち寄りだけだった。いつかは野付半島と羅臼(即ち、国後島ビュー)をやっつける必要が有った。しかしこの2ヶ所だけでは、日程面、コスパ面から行程を組みにくい。そこに常呂が加わるなら話は別である。
課題クリアのチャンスはカーリング日本選手権によって訪れたのだった。

道東の東端にリーチするには主に、
・釧路空港
・中標津空港
 と、
・女満別空港 がある。

JR大人の休日倶楽部パス利用も有るが、羅臼も常呂も線路が無いので今回の対象からは除外。
釧路だと釧路空港→JR釧路駅→JR花咲線で根室駅、ここでレンタカーを借りて→羅臼→常呂→女満別空港乗り捨てになればカネも時間も掛かる。
中標津空港起点でレンタカーだと常呂往復が長いし、もうマイル残高も無いので飛行機運賃が高い。
一方、女満別空港を見てみるとLCCピーチが1日1往復していることがわかった。往復運賃はANAの半額以下で時刻設定もさほど悪くない。

段はJALしか乗らないワタクシメでは有るがここはプライドを捨てて(?)、格安ピーチに身を委ねてみることにした。羽田でなく成田発着が不便だが、コスパ的には補って余りある。レンタカーも女満別空港で借りて返せば安い。
そんなわけで今回の旅は成田〜女満別のピーチを中心に組み立てられることになった。

女満別空港〜羅臼はレンタカーで2.5h、羅臼〜野付半島経由常呂は5hと大雑把に計算した。2泊3日なら行ける。確信を持ってプラン作成に取り掛かった。

<初日>
LCCピーチのチェックインカウンターはANA成田空港第1ターミナルの外れに有る。
チェックイン機はタッチパネルディスプレイのパソコンにQRコードリーダとサーマルプリンタを付けただけのシャビィなもので、メールで送られて来るQRコードをスキャンするか予約番号を入力するだけで終わる。チェックイン時間が決められているので、開始時刻になると貧民たちがチェックイン機に群がる。
チェックインフロアにはミニストップが、上にはマクドナルドが、その上の5階にはローソンとフードコートが有るので12:55と言う中途半端な出発時刻でも時間調整には困らない。

田空港は相変わらずコロナ禍で干からびている。
フードコートで昼飯を喰っているのも空港関係者ばかりだ。
それでも安いピーチは堅調なのか搭乗待合室は満席で、やがて機内に進むとエアバスA320の180席はおよそ8割方が埋まった。この150余人は女満別空港へ一体何をしに行くのであろうか、と言う疑問を抱かせつつ成田空港発女満別空港行きピーチMM593便は定刻通りに離陸した。
関東地方は雨も上がり快方に向かい始めた。一方、向かっている目的地はこれから天候が崩れる。エアバス320は分厚い雲の上を、これからやって来る嵐を連れて北上する。

内デジタルサービスのフライトマップを見ると当初は福島市の東から太平洋上を飛ぶルートが示されていたが実際はもっと西の陸上を飛んで、恐らく岩手県久慈市上空付近から洋上に出た。その後は釧路のやや西、大楽毛(おたのしけ)上空辺りで北海道に入る。

機内で酒とつまみやカップヌードルなどを買いたい場合もデジタルサービスを使う。クレジットカード払いして自分の搭乗券のQRコードを読むと席までCAが届けてくれる。

でこそLCC=サービスレスと映るが、思えばアメリカの国内線なんかは昔からそんなもんだった。単なる移動手段と割り切れば、JAL対ANAで競った末の機内サービスは過剰競争に至ったと言うことだろう。もちろん、乗った瞬間からリゾート気分を味わいたい那覇便なんかはディズニーエプロン付けた美人CAとドリームエクスプレスで行くべきなのでそこは使い分けで。
やがて機は一旦女満別空港を通り過ぎ、聖地に近い能取湖上空でUターンして15分早く女満別空港に着いた。羅臼行きを急ぐ身としては少しでも早着はありがたい。早速レンタカーカウンターへ向かう。知床行き団体客も居る。悪天候下の知床ツアーとは、誠にご苦労なことです

<羅臼(ラウス)へ>
ピーチの成田〜女満別は1日1往復しか無い。
往路は成田12:55発女満別15:00着、
復路は女満別15:40発成田17:50着。
ここから組み立てると、初日は羅臼へ行けるのみだった。
羅臼温泉源泉の露天風呂「熊の湯」に浸かった後に宿で晩メシを喰うためにはクルマをかなり飛ばす必要が有る。
15:30、借りた空港レンタカーでひたすら東進する。ルートは知床峠越えでは無く標津から知床半島東岸だ。
知床斜里駅の先を右折、ここまで50km。羅臼へ向かう国道335号線(根室海峡沿いの道)に出るまでが50km。そして羅臼の宿まで35km。どこも単調な道だ。
レンタカー屋曰く、鹿の衝突で今年はもう6台廃車になったと((((;゚Д゚))6台!!)))。
レンタカーには鹿笛も付いている。
鹿は夜行性なので明るい内は大丈夫だと思うが気をつけよう。
国後島に近づく。幸いまだ雨は降っていないが国後島は観えない。明日からは雨なので何とか今日の内に島を観たいのだが観えない。やはり遠くて遠いところだ、水平線は白く厚くけぶっている。
国後島が観えないんじゃ折角持って来たドローンも出番が無い。

たして計画通り、飛ばしに飛ばして135kmの道のりを2時間弱、17:30前に羅臼の宿にチェックイン。晩メシを18:30からにして貰って、露天風呂熊の湯へ足を延ばす。宿からクルマで10分も掛からないところ。
これまた正解、素晴らしいお風呂。お湯は熱いが掛け湯で慣らしてから湯船に十数秒浸かる。硫黄の匂いが鼻腔に染み込む。

募金箱に気持ち程度の代金を入れて宿へ戻る。

の湯以遠の知床横断道路は18時で通行止めになった。知床峠を越えるこの道は日本で一番早く冬季封鎖になる国道で、遅い春の開通後も盛夏期頃までは濃霧などの理由で日中帯しか通行出来ない。
宿でお楽しみの晩メシ。酒は根室の北の勝。羅臼の魚を食べ尽くす夕食は宣伝文句以上。
喰い終わるとまるで臨月のパンパン腹になった。
素晴らしい料理を素晴らしいおもてなしで、ご馳走さまでした栄屋様!
厨房に辣腕シェフが居られるホテル栄屋。お世話になりました!

食後は旅館目の前の知床半島最東端セコマで焼酎を買って部屋呑み。明日も朝は早い。ラジオDXの後に良く眠る。

<2日目>
夜から降り出した雨は本降り、早くも諦めの境地。しかしくじけてはならない、今日は最後の常呂経由網走まで色々やることが有る。
まず行程を先に辿ろう。
06:30 早い朝飯。おじさん達は早起き。この朝飯のクオリティも高かった!

完食は相当難儀なボリューム満点の豪華朝飯

 07:30 出発。まず目指すのは知床半島羅臼側の車止め、相泊(あいどまり)橋は羅臼の宿から24kmのところ。ここから先の知床半島は自己責任での登山になる。海岸沿いで測れば、突端知床岬まではあと約15〜6km

08:00 すぐそばの日本最北東突端地を出発 

08:50 羅臼に戻り、羅臼神社参拝、御朱印を頂く
09:00 道の駅知床・らうすで羅臼昆布の買い物と脱糞
まだまだ先は長い。土砂降りの中、一気に野付半島突端を目指す
10:20 一気の走行68kmで野付半島の車止め、道道950号線の起点に到着。今日早くも2つ目のドンツキを制覇。 
霧(ウラル)の主人公珠生(たまき)はもっと先まで行ったんだろうか
都道、県道が北海道では道道。ここから先は車馬進入禁止

 10:30 野付半島ネイチャーセンター。好天なら国後島に一番近いところだが本日は無念。ここでも脱糞
10:55 出発
11:45 斜里への道すがら、標津のメロディーロード。路面に細工がしてあり、60km/h巡行で走ると知床旅情の曲が聴こえる。予想よりも秀逸な出来
♪知床旅情 をイントロから聴けるメロディーロード。雨が降っていたがきちんと聴こえた

 

 12:35 道の駅斜里。再度脱糞して(ほとんどマーキングに近いネ)DZマートでのスマレシ買い物に備える
12:50 DZマート斜里店で軽食と飲み物を買う。昼飯までのつなぎ。この後は網走まで釧網本線沿いを走る。運転本数が少なく列車とは出逢えない。2015年のデジャヴ、あの時と同じ土砂降りドライブ
13:40 網走港でカズワンを目撃
14:00 道の駅流氷街道網走。500円の道の駅弁当(カニ海鮮丼)が秀逸。ここから目指すのは今日の目的地、聖地常呂。引き続いての土砂降り。サロマ湖畔の夕陽はあきらめざるを得ない
道の駅弁当。冷めた駅弁ではなく注文してから作ってくれるのでご飯が温かい。これでワンコインとはお買い得!

 15:15 常呂神社お詣り。カーリングストラップお守りと、銀メダル御朱印を頂く。いよいよ聖地に入った!

来ました~聖地も聖地の常呂神社!


見よ!祝銀メダル 常呂神社の御朱印

15:32 聖地「松寿し」前を通過 
15:37 日本選手権が行われているアドヴィックス常呂カーリングホール。網走から40km。付近を周回して偵察するが選手の姿は見えない。ホール前で記念写真だけ撮る。明日の出逢いに賭けよう!
選手たちが中に居るカーリングホール。思い返せば今回の旅プランを進めていた2/13に、無念にも無観客開催が決まったのだった。チケットを取れていたなら今頃生ロコ・ソラーレを観られたのに..

 

 15:51 常呂郵便局でカーリング #オホーツクール ポスト&向かいの役場の祝垂れ幕
15:55 元国鉄湧網線常呂駅跡地(今はバスターミナル)
16:22 網走市鉄道記念館。閉館17時までの滑り込み。
 併設の喫茶コンドルのマスターに鍵を開けて頂く。鉄道とギターとコーヒーに囲まれた羨ましい殿方。展示物は保存状態も素晴らしく、外の交通公園は元国鉄湧網線卯原内駅跡で、ホームとSL+客車が静態保存されている。道路に沿う線路跡が、能取湖に沿って走っていた湧網線を彷彿とさせる。湧網線が廃線になったのは1987年3月20日だが、資料館内に展示されていた昭和15年10月10日改定の時刻表によれば、網走~常呂間30.3kmをSL客車で1日4往復、片道65分程度で結んでいた。現在でも車で30分~混んだら45分ほど掛かるから当時としてはかなり速かったと思われる
貴重な展示品の数々が、程度良く保管されている。過疎地域にとってもはや鉄道はノスタルジーでしか無いのか
 

 

1645 東京農業大学オホーツクキャンパス 臨海実習センター視察を経て、
1700 網走駅。1725発の特急オホーツク札幌行きが発車準備をしていた。先頭車両は何故か東武電車みたいなカラー。この列車に乗ると札幌駅には2253に着く
我がコレクションから、特急オホーツク3態。
上はスラントノーズのキハ183形、タイ国鉄につい先日譲渡された。2015年撮影。左下:O氏との特急乗りつぶし旅で。右下:今回網走駅で見かけたまるで東武鉄道カラー
動画(YouTube): おんぼろ大雪の網走駅出発

 1720 網走市内のセントラルホテルにチェックイン。素晴らしいホテル。 

19時再集合で晩飯を喰いに街に出る。雨の中をさまよいつつも数件目で美味い居酒屋に入れてひと安心。どの居酒屋もグループや団体客の予約で一杯の様だった。東京よりも居酒屋のコロナ解禁は早かった模様だ

<最終日(3日目)>
日中にかなりの課題をクリアしたので当初のスケジュールを白紙に戻して再考する。外せないのは聖地常呂。調べると常呂にもお土産を発送できる店が幾つか有る。朝8時スタートで以下のスケジュールに決定した
0800 ホテル発
0855 サロマ湖畔サンセットパーキング
鈴木「夕湖」選手の名付け場所と言われているところ。何故北海道の東端からサンセットが観られるのかと言うとサロマ湖の東西は25kmも有るので、東側から見るとサロマ湖の水平線に陽が沈むように観える為であった。積年の謎がひとつ解消した。
北海道の(日本の)ほぼ東端でもあるのでここは陽が昇るのも沈むのも観える場所と言うことになる。 
並びにはほたて養殖発祥之地碑、今の上皇の行啓記念碑と、
ここも聖地「鶴雅リゾート」が有る
ほたて碑と、聖地鶴雅。しかし今回の写真には青空が無い

 0900 ワッカ原生花園。強風で寒い寒い。ウインドブレーカーを買おうか迷う
0920 ところ道の市でお土産発送の下調べ
0945 常呂町の帆立屋さん。我が家はホタテ&いくら好きなので数品チョイスして発送して貰う。ここでは出逢いが有り、何と鈴木夕湖選手のお母様倫子様と電話でお話させて頂くと言う僥倖。貴重な数々の情報を得ると共に、北京銀メダルの祝意をお伝えさせて頂きました。お忙しいところをありがとうございました
1030 ところ道の市へ戻り、お土産品の発送を完了。

 念のため聖地松寿しに昼の予約が出来るかと電話したところ日曜日は定休日で有った。それに今晩はロコ・ソラーレ優勝祝賀会で昼の営業どころでは無いだろう。

一路北見市街へ進路を取り、次なる聖地「ネッツトヨタ北見」を目指す。
常呂町も北見市だが、JR北見駅や北見市役所、ネッツトヨタ北見が有る北見市中心部とは45km、小一時間離れている。
通い詰めた常呂町と別れて進路を南へ取る
1123 仁頃はっか公園でトイレタイム
1145 聖地「ネッツトヨタ北見(株)北見店」に到着。

 早速店内に入ると等身大の吉田知那美嬢パネルが迎えてくれる。グッズも売っている。今夕1630からの決勝戦「ロコ・ソラーレ vs. 中部電力」を観るパブリック?ビューイング席も設けられていた

ここでrav4買ったヒトは何人居るんだろうか??

地巡礼はこれにて終了。ここから先はオマケ。
1210 北見駅
1220 北見ハッカ記念館。一時期は世界の7割の生産量だったと言うから凄い
1315 JR美幌駅。1326発遠軽行き普通列車がちょうどやって来た。6人乗って、ふたり降りた。この列車は時刻表に無い。特急が乱れていたけど、1本前の遅れだろうか?

動画(YouTube)普通遠軽行きの美幌駅到着

〃 美幌駅発車

 1325 シティびほろ店でお買い物。空港で食べる昼食を購入する
1420 レンタカーを返却。5月27日(金)15時~29日(日)15時の48時間で走行距離は663km。少なくとも10時間は運転していたことになろうか。ともかくは鹿にぶつけられずラッキー。網走駅でのオホーツク、大雪、美幌駅での普通列車と比較的鉄分の濃い旅でも有りました
1430 女満別空港でピーチチェックインの後、物語の最終章は空港ロビーで残った焼酎を一杯やりながらのランチタイム
1510 荷物検査を経て搭乗ロビーに入る。サッポロクラシックも1本追加して更に良い気分
1530 搭乗
1540 機内でダービーをradikoで聴く。同行のO氏的中!
1540 定時に離陸開始
1735 復路も15分ほど早着、成田空港で解散
1830 ロコ・ソラーレ日本選手権地元V! 
 
<考察>
ストーカーとファンの違いは何?
ストーカーは一途な支配欲でファンは熱烈な憧れ。ただの1ファンを誤ってストーカーなどと呼ばないようにしましょう。

Special Thanks to 羅臼の皆さん、常呂の皆さん&特に帆立屋のお姐さま。

来年の常呂再上陸プランをスイープ、磨かせて頂きます!(了)