2023年4月17日月曜日

202304北海道塗り潰し計画(ほぼ最終章)

北海道はデッカイドー、行っても行っても行き切れずに積み残しが出るのが北海道。おまけにJR路線の廃線や廃駅、どさん娘ロコ・ソラーレの大活躍なんかが毎年出て来るので行かなければならない強迫観念に駆られるのも北海道。
ひと言で言うなら広くて寒くてまばらで厄介なところ、それが北海道。

50歳を過ぎて利用可能になったJR東日本「大人の休日倶楽部パス」が北海道との距離を急速に縮めてくれた。
JR東日本とJR北海道エリア内連続5日間乗り放題、新幹線も含む特急列車にも乗れて26千円強と言う超お得プライスもさることながら、東京駅から早朝の新幹線はやぶさに乗ればその日の内に最北端稚内駅、最果て網走駅や釧路駅に着けてしまうと言う速達性も兼ね備えている。

しかしながらこのJR大休(オトキュウ)パスでは行けないところが有る。もはや線路が一筆書きで描けるほどに減った道内では、行ける駅・乗れる路線が極端に限られるのである。
最北端稚内から時計回りに網走、知床斜里、根室、釧路、帯広、室蘭、函館、長万部、小樽、札幌、旭川。これら駅には回れるが、かつて鉄道が結んでいたその駅間や、最果て感を醸し出す各岬などへはレンタカーを繰り出すしかない。
そこで安いフライトとレンタカーを組み合わせたプランも実行した。
かくして「乗りつぶし」は鉄道、「塗りつぶし」はフライト&レンタカーのハイブリッドで挑むことになったのが表題の「北海道塗り潰し計画」で有り、今回はその最終章を目指していた。

ここまでの挑戦経緯を振り返ってみよう。

今回の旅直前にまとめたこれまでの北海道上陸経緯ダイジェスト

これは自画自賛、JR北海道現役10特急と臨時特急ニセコ全部乗車の異次元旅

ホントに道中ずっと氷点下の3日間。氷雪の根室、強風の納沙布岬と襟裳岬、▲14℃のジュエリーアイス、▲6℃帯広競馬場名付けレース詰め込み旅 

北京五輪銀メダルを祝っての聖地初上陸。ロコ・ソラーレは滞在中に常呂で行われていた日本選手権(無観客開催)も優勝。ほたて屋の女将と初邂逅

初日をはやぶさ0632東京駅発→北斗→おおぞら→釧路駅経由釧網本線で網走駅2200着まで1,592.2kmを乗る耐久戦。2日目は廃線直前の留萌駅へ行った

その他にも夕張駅葬式鉄や、カシオペア/はまなす葬式鉄などにも出掛けている。もっとも、若い頃は北海道出張に組み込んでボチボチやっていたに過ぎない。前述の通り距離が縮まったのは大休パス以降だ。

さて、今回の旅に戻ろう。
往路:稚内空港IN
復路:帯広空港OUT
同行のひとりが宗谷岬未踏だったので、宗谷岬を越えてオホーツク海沿いを南下、聖地常呂行きはまず決まった。
前述のブログにも書いたが、今回の積み残し回収ポイントは大きく3個、
  1. 樺太で起こった9人の乙女の悲劇を今に伝える猿払電話中継所跡
  2. 北海道で一番小さい音威子府村の、音威子府駅に隣接する天北線資料室。日本一と言われた駅そば屋は我々の来訪を待てずに昨年8月に閉店してしまった
  3. 旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁跡。夏に湖底に沈み、冬に姿を現す廃線跡のコンクリート製鉄道橋

課題クリアの為の当初ルート案:猿払を越したら音威子府に立ち寄り、再びオホーツク沿いに戻る。常呂から大雪ダム~旧国鉄士幌線跡を南下してタウシュベツ橋梁、そして帯広。頑張って襟裳岬まで行けば北海道真っ二つ縦断

羽田空港→稚内空港はANAしか飛んでいないので一択。ANAの平日7千円休日1万円セールチケットを個々に取って羽田空港集合。
帰路の帯広空港→羽田空港はエアドゥ(ANA)とJALが有り、JAL派の私メは6,600円セールに徹夜して臨んだがシステムパンクでセール中止。止む無くエアドゥのセールチケットに切り替える。苦労したひと晩をどうしてくれるのか、JALの馬鹿野郎。

初日
羽田空港から稚内空港へ

羽田空港→稚内空港は一直線に北上する。満席だったB738から直前にエアバス321に機材変更でラッキー

快晴の稚内空港から宗谷岬~猿払

最北端のセコマで軽食。相変わらず凛々しい間宮林蔵像

宗谷岬は2回目。日本最北端到達証明も更新

宗谷岬からオホーツク海側へ向かい、やがて念願の猿払電話中継所跡。乙女の叫びが聴こえるようだ。課題①クリア

道すがら、旧国鉄興浜北線 豊牛駅跡、斜内駅跡。真ん中の取っ散らかっているのは豊牛駅舎内

北半球の真ん中、オホーツク海側の北緯45°標、枝幸の広場に有った電子基準点

ちなみに日本海側の北緯45°標

北緯45°標の東西位置関係はこんな感じ

こで重大な決断が迫った。今夜の宿は紋別セントラルホテル、夕食付きでラストオーダー21時。夕食はホタテづくしにたらば蟹の付いた豪華なオホーツク御膳なので出来れば19時位には着いて一杯やりながらゆっくり喰いたいもの。ハナから無理な計画と言えばそれまでだが確信犯的に入れておいた音威子府行きが怪しくなった。オホーツク国道から音威子府へ入れば往復+2.5h、ホテル到着は早くても20時30分になる。
苦渋の決断であったが、音威子府行きを潔く諦めた。
実は音威子府行きを諦めるのはこれが初めてでは無い。
2019年鉄道旅の途中で走ったレンタカー(日本海側の北緯45°標へ行った時)の時も、帰路稚内駅発特急宗谷に間に合わない恐れ有りと、音威子府行きを諦めている。
2度有ることは3度有るのかはたまた3度目の正直なるのか。今回は塗り潰しを完遂する予定のところ、また積み残しが出てしまった。かようにデッカイドー北海道、遠くて遠い音威子府、無念の課題②放棄

道の駅雄武は旧雄武駅。マンホールカードをゲット。時間外のご対応をありがとうございました!

そう言うわけで予定通り19時少し前に紋別のホテルに着き、晩飯は19:30からと相成った

夕飯も朝飯も素晴らしいホテルでした。エクステリア・インテリアも綺麗にしたようでお奨めです

2日目:お嬢様との網走ランチをどうするか
ほたて喰い放題と言う豪華な朝飯を終えて本日は0745出発。今日も快晴でラッキー。

蟹の爪オブジェとガリンコ号からスタート。初代ガリンコ号はもろにマグマライザーかサンダーバード4号

中湧別駅記念館。廃駅にしては珍しく、ホーム、線路、跨線橋、貨車が綺麗に保存されていて嬉しいところ

今回は快晴のサロマ湖サンセットパーキング。夕湖さんの名付け由来の場所(らしい)。ここでちょうど10時になり、お嬢様のご意向を確認の後に、網走のレストランを予約する

そして聖地。

ほたて屋の美人女将と再会の後は、常呂神社で必勝祈願のお詣り。嗚呼ザンギを是非一緒に


11時30分のレストラン予約に間に合わせようと能取湖畔をかっ飛ばす。
かくして網走の待ち合わせ場所に定刻11:20着、レストランにもちょうど11:30に着いた。奇跡的な時間配分である。前半のヤマ場を越えてホッとする。
(中略)
昼飯の後は大雪ダムからタウシュベツ橋梁に突入する「まさにこの旅の白眉」が残っている。
網走出発が14時近くになってしまった。大雪ダムまでは126km、2h20mとナビに出る。大雪ダム16時だとその後の行程がきつい。タウシュベツが暗くなる。先を急ぐ。
道路はネッツトヨタ前を通る北見市内でやや混んだ以外は順調で、1510大雪ダムでダムカード入手の快挙!1時間巻いた!!

石北峠を踏破。峠到着は1455。この辺り、翌日は雪が降った模様

このダムカードは価値有りでしょう。大雪山、石狩岳、音更山が綺麗だった。大雪湖(ダム湖)はまだ結氷

ここからは帯広方向へ一路南下しながら旧士幌線モニュメントを探訪。士幌線跡地へはいずれ帯広から上がってみようと考えていたので、網走から来ることになるとは意外や意外。しかしながらゴールを目指して一路下って行くと言うのはなかなか爽快で良いルート選択だ


かつての国鉄士幌線の終着駅十勝三股駅標。木材運搬の為に出来た路線と駅。廃駅廃線までには紆余曲折が有ったようだ

1624、念願のタウシュベツ橋梁展望台に到着。路肩に車を停めて徒歩数分、暗くなる前に着けて良かった。向かい風が強くドローン飛行を断念、またしても無念である

夏はダム湖に沈み冬に姿を現す、もの悲しさ満点のタウシュベツ橋梁。課題③クリア。まだ4月なので近くまで行ける林道はクローズされている

続いて第三音更川橋梁。大きくてしっかり残っている。迫力満点

この付近での最後の訪問地は旧糠平駅。併設の上士幌町鉄道資料館は閉館していた。ヒトは誰も居ないが鹿の群れが居て、やがてどこからかキタキツネが現れた。ちと脅かしたら警戒した

1655、旧国鉄士幌線跡地一連の見学を経て、旧糠平駅を後にする。

この後は帯広駅至近のホテルにチェックイン、近所の居酒屋で北の勝とザンギ。部屋呑みの後に街へ少々繰り出して追加もう一杯。

全国旅行割(HOKKAIDO LOVE!. 割)は宿泊代割引の上に平日宿泊2千円、土曜宿泊1千円分のクーポンがひとりずつ貰えてお得。但し帯広の飲食店の例だと紙クーポンのまま使える店は少ないようで、STAYNAVI登録後に電子クーポンに変えておく必要が有る。配布される紙クーポンのQRコードをスマホで読んでチャージし、支払いはお店のQRコードを読み込んで利用金額を入力する。PayPayに慣れていればダイジョブと言ったところか。ただこう言うもののハードルは年々上がるような気がしますね..

最終日:大雨、しかし基本的には帰るだけなので問題無し

ふく井ホテルの朝食からスタート。和洋中コンチネンタル4種類から選べる。洋食を選択。秀逸


可愛い御朱印の帯廣神社

その後は池田町へクルマを飛ばし「池田ワイン城」でセラーの見学、ドリカム葡萄園の見学

地元出身よしだみが地元中学生たちと植えたと言うドリカム葡萄園。敷地内にはDCTgarden IKEDAと言うドリカム博物館も有る。もの凄い衣装の数。スーパースター

いよいよ旅も最後に近づいた。雨の中を一路帯広空港へ。トヨタレンタカーで返却、走行距離724km。今回も良く走りました

今回ゲットの御朱印と御翔印(馬鹿JALの新商売)


馬鹿JALのお陰でエアドゥ。ボロ機材、羽田混雑影響とかで30分遅れ、羽田に着いたらバスに乗らされる。身分低過ぎ、成田に変えたら?


羽田に政府専用機

今回の最終走行ルート(724km)、稚内空港→A宗谷岬B紋別ホテルC常呂ほたて屋D網走レストランE大雪ダムFタウシュベツ橋梁G帯広ホテルH池田ワイン城→帯広空港。こうやって見るとやはり石北峠越えD→Eが長い


【おまけ】Yumi & Kaho。ふたりは仲良しだそうです

威子府は逃したものの「最も行きにくかった」猿払と浜頓別をクリアしたからまずは良しとするか。音威子府は宗谷本線の廃線や短縮までまだ時間が有る。焦らなくても逃げまい。

馬鹿JALを除けば順調な旅でした。
Special Thanks to 道中お世話になった皆さん&ほたて屋の女将!

2023年4月中旬の旅、北海道はまだまだ冬
See U again! (了)

2023年4月4日火曜日

2023高遠城址公園「桜祭り」訪問備忘メモ

年(2022年)は一気に散った後の残念なお花見になった高遠城址公園だが、今年は日曜日にドンピシャ満開にはまった。来年以降の為に備忘メモを残しておこう
  • 日付 2023年4月2日(日)曇〜現地は晴
  • 出発 中央道府中スマートICを07:30に乗る
  • 中央道八ヶ岳PAでトイレ休憩、諏訪南ICで降り、杖突峠~国道152号線「高遠スケッチ街道」で高遠へ
  • 10:00 高遠城址公園付近で駐車場待ち渋滞に並ぶ
  • 高遠公園下信号のところに徒歩で上がる道が有り、遠くの駐車場に停めた場合はここから徒歩で登る必要が有る。健脚向きだ
  • 国道から駐車場へ左折する交差点には右折で入ろうとする車も居る。ここは右折禁止の規制をして欲しいところだ。交通誘導員も苦労している
  • 10:25 一番手前のP9(いつもは大型バスの駐車場)に入れたので迷わず駐車。駐車待ちで渋滞に並んだのは30分位だった
  • 公園内の駐車場は1,000円、外の駐車場は無料だがどこもかなりの徒歩を強いられる
  • コロナ禍明け久々の混雑で地元の人も慣れていないのか準備不足のせいなのか、駐車券のもぎりも駐車場所誘導も心許ない
  • この駐車場に入場者ゲートが有り、桜祭り開催中は入場料ひとり500円を支払う。PayPayも使える

  • 階段を上り入場すると一気に桜祭りのど真ん中。本丸から一旦公園外へ出て桜トンネルから高遠湖、絵島囲み屋敷方面へはこのP9駐車場がドンピシャ。車を停めるのは次回もここがいい
混んではいるが、人の多さはさほどでもない

  • 絵島囲み屋敷は、入場券が有れば無料。高遠城の御城印を入手する
  • 城址公園の満開桜を堪能した後は、道の駅南アルプスむら長谷のテーブルでランチしようと、P9駐車場を出る
  • 13時になろうとしているが駐車場入場待ちの渋滞は相変わらず。この道は一方通行なので帰路も渋滞に混ざらなければならない。渋滞の先頭はP4P5P6まで駐車を欲張った奴らで、頂上をピークに解消する。すぐ先を左折しループを経てまだ渋滞中の国道152号線。この時間でもまだ混んでいる
  • 何も考えず左折して、朝と同じ道の渋滞に並んでしまい失敗。タイミングを見て潔くUターン
  • 結局若干の迂回路と絶妙な抜け道を経て、道の駅に13:23に着いた
  • その道の備忘メモ
黒の点々がP9から道の駅への脱出ルート
  • 道の駅南アルプスむら長谷のパン屋クロワッサン情報
    • 1個60円、今回は50個を事前に電話予約しておいた
    • 受け取り時刻は10:30としていたが時間的に間に合わなくなったので、当日10:30に電話を入れた。運よく3回目でつながったので、遅れるけど必ず行くので取っておいて欲しいと伝え、了解して貰った
    • 13:25 クロワッサンを購入する。焼き上がりを待つ予約無しの客は2時間待ちと聞いてみな退散した
    • 道の駅のテーブルで持参弁当とクロワッサンのランチ
念願のクロワッサン!!
  • 道の駅南アルプスむら長谷情報
    • マンホールカード、発電所カード 
      • 道の駅のレジで貰える
    • ダムカード 
      • ビジターセンターで貰える。美和ダムのダムカードはみわっこ(ダム湖畔の管理事務所。道の駅から車で1分)で受け取る

今回も大漁。
新キャラ水望メグと高遠ダムカードは、高遠ダム事務所(絵島の裏)で受け取ったもの

  • その他の観光情報
    • 14:15頃の帰路に通った時も、駐車場待ち渋滞は朝と同じくらいの長さだった
    • 隠れ家レストラン『こかげ』は残念ながら2022/12/11を以て閉店したと貼り紙が有った。国道沿道に立てられている幾つもの案内看板は付いたままだ
婆やのお店。行けたのは一度だけでしたが、大変美味しゅうございました

  • その後は「万事の石仏」お詣りをしようと、諏訪大社春宮・秋宮へ回った。いずれも荘厳だが万事の石仏はのどかで微笑ましい。御朱印はどちらも素早い
岡本太郎もお気に入り

  • 諏訪インター至近のおぎのやドライブインで釜飯を購入して帰路
  • 談合坂サービスエリアから渋滞、談合坂でトイレ休憩の後、ちょうど1.5hで府中スマート出口。2h想定だったので思ったよりも早かった。20時に帰宅
以上で春の満開桜旅の終了!

2023年3月12日日曜日

塗りつぶし直前「北海道旅回顧」

 いよいよ来月、北海道すべての塗りつぶしが完遂される運びとなった。
すべての塗りつぶしと言うのはもちろん主観的なもので、ひと言で言えば「最果ての制覇」。思い返せば一連の北海道旅も、最果ての保守探訪と言うテーマから始まったものだった。
では神威岬には行かなくて良いのかと言うとそんなことは無く、ただ最果てイメージが薄く比較的近いので、いつでも行けるからと先送りにしているだけである。
しかしながら北海道は広く、塗りつぶすにはそれなりの時間と根気とカネが要る。トイレット博士風に言えば根気勇気元気マタンキである。
少々長くなるが、塗りつぶし直前までの経過を遡ってみよう

2002年8月、家族で初上陸。道立としては閉館して今は福島町青函トンネル記念館になっている

2013年10月、もう取り壊されてしまった長万部駅北側の跨線橋から、

右は幹線「室蘭本線」左は伝統の函館本線。ここから北側の函館本線は、北海道新幹線の開業で廃線が決まっている
2015年で廃止されたトワイライトエクスプレス(左下)
当時の長万部駅ホーム。写真に写っているこれらの列車たちは全て消滅した(右下)

青函トンネルを結んでいた特急白鳥。
この白鳥も元々は大阪~青森を日本海ルートで走り切る長距離特急の雄だった

ウインドインハーヘア@ノーザンホースパーク。あのディープインパクトのお袋さん

2015年10月、嵐と共に向かった初オホーツク旅。知床のオーロラ号が網走港へ避難

当時の特急オホーツクはキハ183形スラントノーズ。この車両は一昨年、タイへ渡った

滝川駅~釧路駅間308.4kmを8時間半近くかけて走っていた2429D

当時日本一の長距離鈍行だったが根室本線東鹿越駅~新得駅間が千切れたお陰で2429Dも千切れ、今は消滅してしまった

記念すべき第1回タナカップは2015年10月12日

幸福駅で恥ずかしい写真

2016年1月27日 凍り付くスーパーカムイ&北海道新幹線開業カウントダウン@札幌駅

3月 特急カシオペアと急行はまなすの葬式鉄

開業前の北海道新幹線木古内駅へ行ったら開業セレモニー中で、来賓客と間違われた

17年4月 伊達紋別駅。モンベツは北海道に3ヶ所有るから注意が必要だ。
オホーツク沿岸の紋別、競馬場の有る門別、そしてここ伊達紋別

海に一番近い、北舟岡駅

母恋駅。地球岬の入り口

当時の駅3態

初「鵡川駅」は17年4月、初「新十津川駅」は17年10月。上は廃線後の留萌本線増毛駅跡

友人の実家、オロロンライン浜益町の浜益山豊隆寺。奴はお寺出身で立教大学→IBMと言う秀才

夕張支線の廃線は2019年3月31日

北海道のダムカード集めにも本腰が入り始める

最盛期の北海道の国鉄路線図。その濃さ、驚くべし!今やほとんど一筆書きで書けちゃう

留萌本線や根室本線富良野駅~新得駅間の廃止が発表されたのは2019年4月に遡る

2019年9月 岡泉さんと初稚内。大人の休日倶楽部パスを使い始める

ロコ・ソラーレとの初邂逅は遠軽駅。まだチーム・マリリン

富良野線「ノロッコ」、この旅では道内定期特急列車すべてに乗車、
ついでに臨時特急ニセコにも。新十津川駅再訪、訪れたのはこれが最後になった

根室旅は2020年1月、SL冬の湿原号運行初日

ばんえい競馬でオカップ&ハッピーカップ

日高本線元々の終着駅、様似駅

21年12月 竜飛岬から望む北海道。ここも最果てだった

Peachで聖地突入&松寿し!

特急オホーツク3態

22年11月 廃線候補乗りつぶし旅に突入。まず釧網本線は花咲線カラー

キハ183系車両は、2023年3月17日の運転をもって定期運転を終了。ご苦労様でした!

廃線が決まっている留萌本線で深川駅から留萌駅へ。平日に乗ったので葬式鉄祭りには巻き込まれず幸い

滝川駅から快速狩勝で東鹿越駅、そこから代行バスで新得駅へ。代行バスは超快適。翌日は富良野線で富良野駅~旭川駅(左下)。新得駅~富良野駅間はバス置換決定

ついでにぴっぷ(比布)

元々ばんえい競馬は岩見沢にも有った。岩見沢駅から室蘭本線で苫小牧駅へ南下

かつて行った様似駅までは既に廃線でここが日高本線の終着駅

そしてドンツキ室蘭駅

オマケ:ニッポンの秘境駅No.1 小幌駅車窓撮

<ここまでのまとめ>
  • 到達した場所
  • 岬系、北から時計回りに、
    • ノシャップ岬、宗谷岬、納沙布岬、襟裳岬、地球岬
  • ドンツキ駅系
    • 稚内駅、根室駅、鵡川駅、東鹿越駅、室蘭駅、函館駅、留萌駅
      既に廃駅ドンツキは増毛駅、様似駅、夕張駅、新十津川駅
  • 廃駅系
    • 石北本線白滝シリーズ、宗谷本線歌内駅、安牛駅、上幌延駅
  • 最果て系
    • 北緯45°標、幌延駅前の宿、宗谷岬、網走ランプ、ウトロ、羅臼、熊の湯と羅臼の東端、野付半島、東根室駅
  • ロコ・ソラーレ系
    • 常呂神社、松寿し、しんや、サロマ湖、ネッツトヨタ北見、サイン入り色紙
と数年に渡って様々回って来たものの何しろ北海道は広く、取りこぼしが幾つか有った。
北から、
  • 樺太で起こった9人の乙女の悲劇を今に伝える猿払電話中継所跡
  • 北海道で一番小さい音威子府村の、音威子府駅に隣接する天北線資料室。
    日本一と言われた駅そば屋は我々の来訪を待てずに昨年8月に閉店してしまった
  • 士幌線タウシュベツ川橋梁跡。夏に湖底に沈み、冬に姿を現す廃線跡のコンクリート製鉄道橋
いつかは塗りつぶしたいと考えてはいたものの、音威子府駅を除けば線路が無いから大人の休日倶楽部パスでは行けない。音威子府駅で降りるのも、列車の乗り継ぎやアクティビティを考えるとやや難儀だ。宗谷岬からオホーツク海沿いの南下は、もういちど宗谷岬へ行く「よっぽどのことが無い限り」走れない。
そこへ筋斗雲の如く現れたのがどこへ行っても平日7千円、土休日1万円のANA70周年記念激安フライト。渡りに船もとい渡りに飛行機の、一世一代の大チャンスと相成った。

北海道ファイナル塗りつぶしルート案

稚内空港IN、帯広空港OUTの壮大なるプラン。
稚内空港→宗谷岬→猿払→音威子府→紋別(泊)→常呂→大雪ダム→タウシュベツ橋梁→帯広(泊)→帯広空港
続きは間もなく!