沖縄那覇在住の先輩モデラーから唐突にプレゼントが届いた。
それがMACHINE WORKS社製の「V8 ENGINE 組み立てキット」だった。
届いた箱を開けてみたらプラモじゃない!
それはたまには嬉しいが、マニュアル(組み立て説明書)が英語のみ。これは苦しい。
で、日本語化を考えてみたのだが、全ページスキャンしてのpdfからOCRで日本語機械翻訳は精度的に苦しかろう。
そう言うわけでネットで色々探すと有った有りました、提供社名がHaynesで、今のMACHINE WORKSの恐らく前身だが中身は一緒の英文マニュアルが!
ここからの翻訳手順は以下の通り
- pdfをダウンロードしてGoogleドライブに保存
- Googleドキュメントで読み込み
- これをMS Wordで開き、Wordの翻訳機能(校閲→ドキュメント翻訳)で翻訳
このやり方の優れている所はレイアウトが崩れない事
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BEFORE |
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AFTER。ね、ほぼ完ぺきな仕上がり! |
前置きが長くなりましたが本編に入りましょう。
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先輩から届いたのはこの大きな箱 |
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箱の裏面です。かなりの賑やかさ |
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箱のオモテ面をGoogleレンズで翻訳してみるとこんな感じ |
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日本語版マニュアルをiPad Miniで用意して、それでは制作を開始します |
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材質はPPと言うのか、柔らかく塩ビ系で、付属のねじでねじ穴が切れる素材。でかくて柔らかいので少々扱いにくい |
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マニュアルのSTEPに忠実に、まずはピストンから小手調べ。すべての部品は接着剤無しで「押し込む」 |
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クランクシャフトとピストン。それぞれねじ止めします。付属の+ドライバーはショボいので自分のを使いましょう |
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クランクシャフトの組み上がり。ねじ16個締めます |
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次は台座です。大きいのでこれは簡単。ねじ8本。左端が単三3本用電池ボックス。電池ボックスの配線などは既に出来ているので作る必要なし |
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シリンダーブロックにクランクシャフトに付けたピストンを差し込む。ここは知恵の輪的な発想が要ります。日本語翻訳もこの辺は難しいので感性で切り抜けましょう! |
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一所懸命翻訳してくれてるんですけどね、もちろん日本語版が無いよりは100万倍有りがたい |
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はまったら回転を確認します |
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ちょっと回転がかったるくてこの後が心配だったので、ここで一旦ばらしてグリスを入れておきました |
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次は排気バルブ |
ここは説明書不親切で且つ、部品のバリ(金型成形残)を良く削らないと受け側パーツ(右写真下から2番目のパーツ)がはまらない「困難エリア」。押し込みに力を入れ過ぎて部品を折ってしまうとしたらここ。じゅうぶん注意して切り抜けましょう
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アームの組み立て。左右シンメトリーに2本作ります。シャフトはスチール製 |
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ねじ20本で止めます |
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ガスケットとシリンダーヘッドの取り付け |
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だいぶエンジンらしくなって来ました |
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タイミングベルトとアイドラープーリーの取り付け。ピストンの位置合わせが重要らしく、ガイド用パーツも付属している。ここで位置を間違うと動かないんだろうか。少々心配になる |
ここでひっくり返して背面のボックスに電池(単三3本)を入れます。
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タイミングベルトカバーとファン、ファンベルトの取り付け |
いよいよ点火タイミングの調整
(音が出ます、動画再生に注意!)
この時のために組み立てていると言っても良いでしょう、
ディストリビュータの取り付けと、点火タイミングの調整はかなりマニアック。
赤ランプはプラグの点火です。なおエンジンサウンドは内蔵されています
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ディスキャップからの配線を整理して完成をみたV8エンジン。ディスキャップ奥のカバー内にはモーターが取り付けてあります |
私が持った初めての車は41年前の18歳の時、先輩からもらったダイハツハイゼット2スト360cc。あの頃は近所に解体屋が何軒もあって、プラグやディスキャップ、パワーコードなどを貰って(拾って)来てはリーンバーン改造などにいそしんだものだった。マイナスドライバー1本でガス量エア量を調整出来た。プラグやコードを変えれば良いも悪いも、てきめんに効果が出た。
それが今や車は家電製品。
内燃機関は30年も使えるんだからよっぽどエコに映りますがね..
祝!完成!!
面白い工作を届けて頂きましてありがとうございました!
では動かしてみましょう!
(音が出ます、動画再生に注意!)
Mr.Ken-ichi san, Thanks a lot!
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